■豆知識情報:偏った情報が掲載されている賃貸情報誌

賃貸が経済的にお得と言われていますが、それでも利便性の良い都心部などではかなりの賃料が必要となります。
しかしそんな高額賃料の賃貸物件の中でも掘り出し物と呼ばれているお得な賃貸物件が探せばきっとあります。 どんなに有名賃貸情報誌だったとしても、それを参考にして賃料の相場を知るのは避けた方が良いでしょう。
あまりにも相場の違いにガッカリ、なんてことになるのでお気をつけ下さい。

 

賃貸情報誌には最新の情報が掲載されていると勘違いしている人も多いですが、実際のところは発売日の2〜3週間前の情報と考えてください。
その為問い合わせをしたとしても、すでに決まってしまっているケースが多くつまり情報が古いということになります。よく賃貸情報誌が販売されていますが、紙面という物理的な理由で全ての詳細を知ることが出来ません。
誌面が限られているということは、安くて条件の良いものだけを掲載して目を引き、来店してもらうことに目的が集約されているのでご注意ください。



■豆知識情報:偏った情報が掲載されている賃貸情報誌ブログ:18年05月23日

ミーの家は一年中、
父の知らない秘密でいっぱいだった。

お母さんと姉貴とミーは、
クリスマスも誕生日も雛祭りも、
ケーキを囲み歌を歌い写真を撮り、
イベントはきちんと三人で迎えてきた。

ミーとお母さんが、
また、姉貴とお母さんが冷戦状態であっても、
父が家族の出来事に
くちを挟むことは殆どなかった。

仕事やつき合いで
いつも午前様か単身赴任だった生活も、
ようやく落ち着いた頃には、
もうむすめ達は部活や試験や遊びに忙しい学生になっていて、
家族みんなで食卓を囲むこともあまりなくなっていた。

そして就職、独立、結婚…
ますます距離が離れてゆくむすめ達に、
これが一般的な父とむすめのスタンスだと、
父の方も割り切っていたのかもしれない。

「ちょっと具合が悪いらしいの」
お母さんから電話を受け実家に行くと、
父は布団の中から出ようとしなかった…
相変わらずの病院嫌い。

必死の説得で、
やっとのことで病院へ行かせると即入院となり
「ご家族の方は覚悟を決めるように」
という厳しい言葉までいただいた。

大阪駅の姉貴も呼び戻され、
お母さんは何度も
「好きに生きてきたんだから、いいよね」と言った。

入院した当初、ミーがお見舞いに行っても、
父は全く起きあがる気配すら見せなかった。
病室を出た後は毎回、
これが父の姿の見納めなのではと不安になった。

そんな父が、
初めてミーの息子達を病室に連れて入った瞬間、
電気のスイッチを入れたような輝きを放った。

父はからだをゆっくりと起こし、
そして短く「おっ」と言った。

昔、新聞を読んでいる父が顔をあげて、
ミーの運んだ晩酌のビールを見つけた時のあの顔だった。

娘達との穏やかな空気に包まれて、
何と幸せそうな様子だろう。
もちろん、それからミーの見舞いは必ず「孫持参」となった。

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