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■豆知識情報:管理物件を多数抱えている不動産屋ブログ:16年11月19日


今年のお正月は、
三人の子供達がそれぞれ伴侶を伴って
八十八歳になる主人の母を囲み、
幸福感に満ちた笑いと会話が飛び交う
賑やかなものとなりました。

あたしは只々感謝で、
体の中から熱いものが込み上げてきました。

今から二十六年前…
元気で出勤した夫の交通事故による「突然の死」。

結婚して五年、
長男四歳、長女二歳、次女はわずか生後三十四日目の時でした。

病院へ駆けつけ、
ベッドに横たわっている痛々しい夫の姿に
「夢であってほしい…」と
何度も心の中でつぶやきながら目の前が真っ暗になり、
ただ呆然としたのがつい昨日のことのように思い出されます。

「これから先どうしよう」と不安は募るばかりで、
病院の冷たい廊下で、
あたしは体ごと崩れていくような思いでした。

夫を亡くし、
改めて夫の優しさ暖かさを思う連日…
今どうする事が一番夫や両親、
実家の両親が喜ぶことだろうかと何度も考えました。

そして年老いた夫の両親を自分の両親と思い、
何よりも残された三人の子供達に
パパの事を忘れないよう育てていこうと堅く決心しました。

10時夕仏壇の前で手を合わせながら挨拶し、
人様から何かをいただいた時には
「お父さん、これもらいました。開けてもいいですか?」と
パパに一つ一つ報告する幼い子供達の姿に、
夫の両親はとても可愛がって育ててくれました。

義母は跡取りだった息子の話を、
子供達に自慢気に話して聞かせることが度々でした。

義母が長男に間違って夫の名前を呼び掛けますと、
「おばあちゃん、僕はお父さんと違うでー」と言葉を返します。

そこに和やかな笑いが広がるとき、
この両親に両親孝行させていただこうと
改めて心に誓ったものでした。
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